アーチエネミー:ニコルボーラス 計略カード和訳集
http://magic.wizards.com/ja/products/archenemy-nicol-bolas
アーチエネミー:ニコルボーラスという1人vs3人用対戦用セットを買って遊んだら楽しかった
けれど、前回のアーチエネミーセットが販売された時は公式から計略カードの和訳が公開されたのに、今回は公式で和訳されておらず、敷居の上昇・面倒くささ・パーティ感の低下につながっているなと思ったので、メモを兼ねてこの場に和訳してまとめていきます。
Mtgwikiで計略カード調べて「誰も我を止められぬ」とか「全ての邪悪の根源」とかの中二病ネームを読むのが大好きだったから公式和訳も是非されてほしい。
(旧アーチエネミーセットの計略カード公式和訳。音読しながら叩きつけたくなる)archive.mtg-jp.com
あと、まずアーチエネミーって何?って人は、この公式茶番記事がルールについては分かり易く説明してくれてます。
それと、訳していくにあたって、計略カードについて説明。
計略カードは2種類あって、普通のSchemeは効果を適用した後、計略デッキの底に置かれるソーサリー的な役割で、もう一種類のOngoing Schemeは「持続計略」と訳されてて、統率者領域に置かれ効果を発生し続けるエンチャントのような性質を持ってる。条件を達成されることで、破棄され計略デッキの底に送られる。
持続計略が既に1枚公開されている状態でも計略カードは発動できるし、持続計略が2枚3枚と同時に発動し続けることにも問題無し。
最初、は??Ongoing…?abandon…?これ2枚重なったらどうなんの???とか疑問が絶えなかったし公式も全くこの辺言及してなくて困惑したけど、人類の叡智Mtgwikiが解説してくれてました。
http://mtgwiki.com/wiki/%E8%A8%88%E7%95%A5
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%8C%81%E7%B6%9A
以下訳。何が起こるかって中身だけ理解したい人は赤字の要約読むと早い。
持続計略
あなたが唱える呪文のコストは(1)軽減される。
あなたの対戦相手のエンドステップ開始時、そのターン中に彼らが4回以上呪文を唱えていた場合、この計略を破棄する。
要約:自分だけマナコスト全部(1)軽減。3人チーム側が3人合わせて4回以上呪文唱えたら消える。
計略
この計略を実行した時、あなたのマナプールに(赤)(黒)(青)を加える。
これが実行された時、あなたが6枚以上の土地をコントロールしているなら、あなたのライブラリーから点数で見たマナコストが6以上のカードを公開し、それを手札に加えても良い。その後、ライブラリーをシャッフルする。
要約:3マナ生まれる。土地6枚以上あったら6マナ以上のカードをサーチもできる。だいたいボーラスか根本原理か黒執政持ってくる。
持続計略
この計略を実行した時、対戦相手一人を選ぶ。
選ばれたプレイヤーのコントロールするクリーチャーはあなたとあなたのコントロールするプレインズウォーカーに攻撃できない。
あなたの対戦相手のエンドステップ開始時、彼らはアンタップ状態のクリーチャーをパワーが8以上になるようにタップしても良い。そうしたなら、この計略を破棄する。
要約:プレイヤー1人を選んで攻撃できなくする。相手エンド時に搭乗8達成されると消える。タップするのはGW側だったら誰のクリーチャーでも良い(Aがこの計略貼られてる時にBの生物だけでも、AとBとCの生物たちで協力してパワー8達成しても解除可能)。
計略
この計略を実行した時、あなたはライブラリーの上から4枚を見て、一つの表側の束と一つの裏側の束に分ける。対戦相手一人は、どちらかを選ぶ。あなたは選ばれた束を手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に好きな順番で戻す。
要約:嘘か真か亜種。異界月の地味アンコ≪偏った幸運≫が相当近い。上から4枚見てボーラスが裏側の束と表側の束に分けて、どっちをドローするか相手に選ばせる。
計略
この計略を実行した時、あなたは3/3の黒のホラートークン1体を生成し、このターンあなたのコントロールするクリーチャーに与えられる全てのダメージを軽減する。
要約:3/3一体産む&このターン自分の生物無敵。
計略
この計略を実行した時、各対戦相手はカードを1枚捨てる。あなたはこの方法によって捨てられた土地カード1枚に付きドローする。
要約:GW側全員手札1枚選んで捨てる。土地が捨てられたらそれ1枚につき1ドロー。
大体ドローできない。
計略
この計略を実行した時、各対戦相手に付き3/3の黒のホラートークンを生成する。それらは可能ならその対戦相手を攻撃する。(1体はプレイヤーAに、1体はプレイヤーBに、1体はプレイヤーCに可能なら攻撃する)
要約:3/3トークン3体生まれる。けど、集中攻撃はできない&強制攻撃のデメリ付き。
計略
この計略を実行した時、次のあなたのターンまで、対象の対戦相手一人はクリーチャーでアタックできない。
次のあなたのターンまで、対象の対戦相手一人はクリーチャー呪文を唱えることができない。
次のあなたのターンまで、対象の対戦相手一人はクリーチャーでない呪文を唱えることができない。あなたは同じプレイヤーを選ぶことはできない。
要約:次ターンまで一人攻撃できない、一人生物唱えれない、一人呪文唱えれない。見ざる聞かざる言わざる。
だいたいギデオンがアタックできなくてニッサが呪文唱えれなくてチャンドラが生物唱えれなくなってる。
計略
この計略を実行した時、対戦相手のコントロールするクリーチャー1体を破壊する。この方法によりクリーチャーが破壊された場合、あなたはそのタフネスの点数に等しいライフを得る。
要約:対戦相手のクリーチャー1体破壊してタフネス分ゲイン。
持続計略
あなたのエンドステップ開始時、3/3の黒のホラートークンを1体生成する。
あなたの対戦相手のエンドステップ開始時、彼らは2体クリーチャーを生贄に捧げても良い。そうしたなら、この計略を破棄する。
要約:エンド時に3/3が1体生まれる。GW側がエンド時に2体生物サクったらこの計略が消える。
持続計略
あなたが持続計略でない計略を実行した時、この計略を破棄しても良い。そうした場合、その計略をもう一度実行する。
要約:計略版「余韻」。次以降捲った持続じゃない計略をコピー。
捲ったターンは何もしてくれないけど派手な計略をコピーするとすごくたのしい。
計略
この計略を実行した時、各対戦相手はクリーチャー1体を選び、それ以外を生贄に捧げる。
要約:≪神聖なる報い≫。逆布告全除去。
計略
この計略を実行した時、各対戦相手はクリーチャー1体を生贄に捧げる。
あなたが土地を6枚以上コントロールしている場合、各対戦相手はもう1体クリーチャーを生贄に捧げる。
要約:布告。土地6枚以上で2体布告。1,2ターン目に捲れると悲しい。
計略
この計略を実行した時、あなたはカードを3枚引く。あなたの次のターンまであなたの手札上限は無くなる。あなたが土地を6枚以上コントロールしている場合、土地でない呪文を3枚まで、手札からマナコストを払わずに唱えても良い。
要約:アンリコ&手札上限無視&土地6以上で手札から3枚踏み倒し。
ザ・ぶっ壊れ。一人だけ突然遊戯王しはじめる。
計略
この計略を実行した時、クリーチャー最大1体に3点のダメージを与える。3/3の黒のホラートークンを1体生成する。
要約:生物1体対象3点ダメ&3/3トークン生成。
比較的地味。イラストもコモンのバットリっぽい。
計略
この計略を実行した時、カードを2枚引く。あなたはこのターン追加の土地を置くことができる。
要約:2ドロー&このターン1枚追加セットランド可能。
探検の上位互換。序盤に捲れるとすごい。
計略
この計略を実行した時、対戦相手のコントロールするクリーチャー1体を選びコントロールを得て、それをアンタップする。
要約:クリーチャー1体のコントロール奪取。
コンマジ。
計略
この計略を実行した時、各対戦相手はライブラリーの一番上を追放する。あなたはこれによって追放された土地でないカードをマナコストを払わずに唱えても良い。
要約:対戦相手3人のライブラリートップ追放&土地じゃなかったらマナコスト踏み倒してキャスト。新ボーラスの+2能力っぽい感じ。
計略
この計略を実行した時、もっともライフが高い対戦相手の中から1人選び、そのプレイヤーのライフを7点失わせる。
要約:一番ライフ多い対戦相手7点ルーズ。
計略
この計略を実行した時、あなたのライブラリーの上から6枚見る。その中から、クリーチャー1体を戦場に出しても良い。その後、残りを好きな順番でライブラリーの一番下に送る。
要約:クリーチャー限定版の≪霊気池の脅威≫。
≪召喚の罠≫の方が近いかもしれない。
以上20枚の計略カードでした。
壊れてて楽しかった計略ランキングは、1位が「アンリコ&手札上限無し&土地6以上で3枚踏み倒し」2位が「生物限定霊気池の脅威」3位が「2ドロー&追加セットランド」でした。
6000円のセットとしては収録されてるレアは大分アレですが、デッキを構築済みそのままで1時間くらい遊んだ後、普段使いのスタンのデッキやモダン、EDHなんかに変えて二度三度楽しめるので、ワイワイ遊べる環境があるのならかなり楽しめる、おススメできるセットになってます。