ジャパンオープンでtop8まで行けたので嬉しかったね参加記録とか大会までにやったこととか

タイトル通りです。

 

【ジャパンオープンまでにやったこと】
①MtgMeleeに慣れておく
MtgMeleeはアカウントすらもっていない状態だったので、恐らく人数的に進行等で荒れるであろうジャパンオープンにこの経験値で飛び込むのは避けたかった。
なので、団結のドミナリア発売から2日後に開かれた蒼紅杯に参加。大会概要がRTで流れてきて、賞金も狙えるし練習もしたいしMeleeに慣れときたいし出ようぜ！と大学時代からの友人達と参加。(賞金があるとモチベになるね)

デッキ選択は環境初期だし色々いそうだけど、≪鏡割りの寓話≫は使い得だよね～シェオルとか絶望招来強そうだよね～ラクドスミッドレンジをどっかから拾って使った。

稲妻の一撃３が環境初期感ある


結果は3－2でSEに残れずに終わり。
収穫としてはmeleeの使い勝手が分かりかなり助かった点と、グリクシスにボコられて、グリクシスは構造上ラクドスにかなり強そうってことが分かった点。蒼紅杯開催感謝です。
　
②大会1-２日前に環境に出そろってるデッキ選び
新しいデッキが何かの大会で勝ったりしてメタが変わる可能性を考慮＋労働でつかれていたので9/5(月)ー9/6(火)はお休み。
9/7(水)に「あれ？もうデッキ登録前日じゃね？(金曜18:00がデッキ登録締切のため社会人的には9/8(木)の寝る前が限界)」と気づき、インターネット・カードゲームフレンズである狭間レヴィくんに声をかけてスタンのスパーをしてもらった。
その際候補になっていたデッキリストは黒単、グリクシス、ラクドス、エスパーミッド、ジャンドの５つだった。
　
消去法でそれぞれこのデッキは辞めとくかとなった。ラクドスミッド以外は回していないのでリストを見ての印象と偏見。

 

・黒単　×　

サイドボードが貧弱。また、ヴェリアナ・絶望招来等の布告系除去は意識されていそう。

 

・ラクドスミッド　×　

流行りそうなグリクシスがキツい。こっちは≪墓地の侵入者≫を出して相手が≪死体鑑定士≫を出してくるとアド差で負ける。

 

・ジャンドミッド　×　

３-５マナのカードがゲームを決める環境なので、≪かき消し≫が増えそう。そんな環境で≪産業のタイタン≫はカウンターの的になりそう。

 

・グリクシスミッド　〇　候補

 

・エスパーミッド　〇　候補
　
フィーリングでグリクシスミッドとエスパーミッドの二択まで絞り、以下の理由でエスパーを触ってみることに。

 

①先手３ｔ≪鏡割りの寓話≫に抗える≪かき消し≫は絶対使いたい。使う上で、≪婚礼の発表≫等による犠牲用トークンが豊富で、強フラッシュアクションである≪放浪皇≫と併用できるエスパーが強く使えそう。

　

こいつ抜きで環境を語るのは無理

後手2t目の最強アクションと名高い



②≪鏡割りの寓話≫対策は皆豊富にしてくるだろうけど、≪婚礼の発表≫対策は手薄になってそう。

鏡割りの寓話と双璧をなす先手3t目強アクション



③ゴールの5マナ域を比較したとき、どうせ皆黒使って≪冥府の掌握≫撃ってるんだから出してエンドになる前に単体除去で死ぬと何も残してくれないグリクシスの≪穢れたもの、ソルカナー≫よりも、破壊除去に強くて飛行警戒を持つ≪夜明けの空、猗旺≫の方が環境に合っていて強そう。レヴィくんもオススメ。
　

出して1ドローして返しで除去されて≪アクア・ハルカス≫になることもしばしば

≪消失の詩句≫が落ちて本当に喜んでるドラゴン

上記の総合点によりエスパーを選択。

途中「ミッドレンジ対決したら土地事故して負けそう～～～～」とか血迷って青白英雄的の調整とか始めたけど、4マッチもやれば1マナインスタント3枚土地2枚のハンドを抱えてデッキでないことが判明した。あとリスト公開性なので除去ハンドキープされて死ぬ未来しか見えなかった。

リストはTLで拾ったものをベースにちょっといじって以下に。前日に友達に「なんで≪放浪皇≫4枚なん？」って聞かれたけど「いや知らん…まぁ強いし…」って答えてました。

自分、top8なんでMtgアリーナ公式くんからデッキリスト画像を持ってこれるんすよw

③決めたデッキでスパー

　レヴィくんとそのフレンズの調整会にも混ぜてもらい、ラクドス・グリクシス・ジャンドと一通りスパーするという有意義な調整を経れた。サイドゲームの感覚が掴めて良かった。正直サイドとか決める前にやるべきだった感じはあるけど、まぁ決まってからもやらないよりかは絶対やった方が良い。経験は積み得。


戦績の振り返り

初日 7-2でギリ抜け。32位。

2日目 

10R 〇2-0 グリクシス　

11R 〇2-1 エスパー

12R 〇2-1 エスパー　

SE1戦目　×0-2 ジャンド
　

振り返って良かったこと

・最大手であるグリクシスミッドに強く4-0できた
エスパーミッドの主な勝ち筋は３つ。
　①婚礼の発表によるトークンアンセム横ならべアグロプラン
　②ラフィーン、猗旺による飛行クロックプラン
　③1：1交換の末にＰＷによるリソース勝ちプラン


　グリクシスミッドは飛行を止めづらく、また一度婚礼の発表が通るとトークンを効率良く裁く手段は≪食肉鉤虐殺事件≫のみ(しかも裁いてもアンセムは残る)。①も②も有効な相手だった。特に≪魂転移≫や≪ローナの渦≫が少ないリスト相手は猗旺を通せばほぼ勝ちみたいなゲームが多くてイージーウィンがあった。
正直デッキ選択時はここまで相性差を把握できていなかったのだけれど、雰囲気でグリクシスって≪婚礼の発表≫捌きづらそうだな～とは思っていたので合っていて良かった。

 

・≪夜明けの空、猗旺≫と≪邪悪を打ち砕く≫の採用は大正解だった

　環境に両方あっていた。サイドに2枚取っていた≪邪悪を打ち砕く≫は赤黒系には≪鏡割りの寓話≫と≪黙示録、シェオルドレッド≫。エスパーには≪婚礼の発表≫と≪ラフィーン≫を除去れる。とても腐りづらかった。優勝リストはメインに4取っててビビった。

 

振り返って良くなかったこと

・リストの詰めは甘かった

終わってからリストを見ると≪ヴェールのリリアナ≫はもう減ってて1-2枚の採用になってる環境だったから、リリアナメタである意味の強い≪毅然たる援軍≫(急報マン)はもういらなかったなぁとか。序盤のアクションが薄めで、ライフが結構シビアなデッキではあるから、黒単に押し切られる試合とかは多くて、優勝リストの≪ファイレクシアの宣教師≫4枚はビビるけど理にかなっているなぁとかは思った。≪かき消し≫も3枚で良かった。

グレイブディガーもびっくり

優勝リスト


・デジタルでの長丁場の大会に慣れていなかった

他テーブルはマッチングトラブルをしてたりすることもあり、ラウンド間は大体30～40分暇になった。初日前半は買い物に行ったり掃除をしたり、お友達とお喋りをして良い感じに暇をつぶせたのだけど、後半は疲れ気味になってきて、横になるけど寝付けないしな～とゴロゴロしたり、ソワソワしたりとあんまり良いコンディションで過ごせはしなかったなぁと思う。

2日目は正直どっかで負けて終わるやろ～～～と思いながら出たら思いの外勝ち、top8確定からの1時間半くらいの待機はそわそわしっぱなしだった。小心者だね。しょうがないね。彼の人生にはここまで勝ったりスポットライトが当たりそうになることはなかったんだよ…。全て終わったあと22時くらいに滅茶苦茶眠くなったので疲れてたんだろうし、ラウンド間はもっと良いコンディションで過ごす手段を用意しとくべきだった。

 

・浮足立って挑んだSE1戦目の2本目でキープミスをした

なんか1位抜けだし俺こっから先全部先手じゃん！しかも1戦目の相手有利なジャンド！と挑んだ1本目はキキジキで≪産業のタイタン≫捨てからの≪真夜中の空、殉至≫が5t目に叩きつけられ、除去したらタイタン出てくるじゃーん^^≪放浪皇≫か≪ローナの渦≫来て来て来てこねぇ～～～～って言いながら5点クロックを受け続けて死亡。

2本目は土地×4に≪切り崩し≫≪かき消し≫≪ローナの渦≫みたいな受けしかできないハンドをピヨってキープして負け。先手なんだから≪婚礼の発表≫かラフィーンがあるハンドじゃなければマリガンすべきだった。光の速さで0-2。

 

エスパーミッドレンジについて

されて嬉しいプレイ

・≪税血の収穫者≫等、≪婚礼の発表≫のトークンと最終的に相打ちになるだけの3/2が出てくること

・こっちが2マナ構えてる時に4～5マナフルタップの動き　大体何かあるよ

 

されたらいやなプレイ

・2t目≪勢団の銀行破り≫　

こちらがカウンターを構えたら相手が「じゃあ何もせずにエンドに2マナでドローっす」って動きをしてきて、土地が伸びて、≪かき消し≫≪呪文貫き≫辺りがケアされるようになる。現エスパーカラーは有効なファクト破壊も少ないので、サイドインしましょう。

 

・≪婚礼の発表≫を破壊

3t目に置いて返し即ディッチャされると1/1トークンしかいない盤面になり涙が出る。

 

・≪黙示録、シェオルドレッド≫の棒立ち

通った後棒立ちされると実は除去は≪ローナの渦≫≪冥府の掌握≫、青伝説土地によるバウンスくらいしか対処札がないので、ライフがある程度削られた後にシェオルに棒立ちされるとキツい。特にラフィーンで殴っているプランの時に通ってしまうとプランが崩壊する。デッキの構造上3t目は≪婚礼の発表≫かラフィーンを出す試合が6割なので、後手3t目にどちらか出す→相手先手4t目にシェオルとされると≪冥府の掌握≫を握っていないともうオワみたいな空気になる。殴ってくれると≪放浪皇≫できるから殴ってくれよな！！！

 

感想フェイズ

正直ローテ前スタンとか全然やってないし、競技スタン自体4CサヒーリでGP静岡に出た(何年前…？)のが最後くらいの、紙は引退して久しくてMtgAで新セット出たらプラチナくらいまでドラフトやったりエルデンリングやったりハースストーンやったりアグリコラしたりその時その時で好きなゲームしてるだけの、そんなにMtgに真剣じゃないオタクが、上振れとメタ読みが当たるダブルラッキーパンチもあれどこんなに勝てて嬉しいな～～～というふわふわした気持ちがまだ残ってます。

後悔はもう一戦勝てばフィーチャーマッチされて瀬畑に実況されてたかもな…と思うと悔しいこと。50万のことは考えすぎると悔しすぎて狂うかもしれないので考えないようにしています。トータルでは嬉しさが勝っています。


自分もアラサーなので、周囲も社会人オタクやら同棲オタクやら既婚オタクやらが増加してきており、カードゲームなんかに時間割けないよ～という年代に突入してきているのを感じますが、なんか割と離れていても、無駄に蓄積してきた経験とふんわりしたメタ読みとツキと調整相手がいれば割と勝てたりするんだなぁって自分でも体験できたし、応援されて嬉しかったし、周囲のオタクもこれ見てモチベ上がったりしてくれたら嬉しいなぁという気持ちがあります。

次は10/1にあるらしいアリーナオープンで20万チャレンジします。