2021年摂取したコンテンツ 漫画と映画とゲームの話
アニメをほぼ見ないタイプのオタクなので漫画・映画・ゲームに触れますが、バランスで言うと6:1:3くらいの文量になってます。
今年は「自分の中の良かった度」と「おすすめできる度」の2ポイントで評価したいと思います。5点満点です。
個人的には満点だけどこれは俺の性癖とか文脈に刺さったからで…みたいなコンテンツの扱いを円滑にするためです。
では記憶の限り振り返っていきます。
映画感想文「トレイン・スポッティング」
フォロワーにおすすめされたので見た映画の感想文です。1996年製作。
大学時代、文芸学部(人生を燻らせている元・文学少年少女であり現オタク達の巣窟)で、映画を見て評論らしきものをやろうという講義があった。
その講義の殆どは忘れたが、教授がその中で「殆どの名作映画は冒頭1分で主題を伝えてくる」と言ったことは印象深く、覚えている。「そんなわけないやろ」と思ったからだ。
その論の正誤は結局知らないが、「トレイン・スポッティング」はそうだった。それも痛烈かつ高らかに、ノリノリのBGMと疾走感と共に主題を叩きつけてくる。
「人生に何を選ぶ? 出世、家族、ファッキン大型テレビ、暇つぶしの趣味、住宅ローン、ローンで買うスーツと車、くだらないクイズ番組、腐っていく身体で過ごす老後…etc それが豊かな人生」
と冒頭1分で最大公約数的な人生を、社会が正義と定めている幸福を、ファッキンファッキンと批判する。自分はこの冒頭のシーンが一番好きだし、一番心に残った映画だった。(※以下上記「」のような幸福を「模範的幸福」と呼称する。)
その後、そんなものよりも俺はヘロインを選ぶ、とモノローグで主人公は語り、ヘロイン中毒だったり喧嘩中毒だったりする主人公含む仲間たちの日々を描くというのがざっくりとした概要だ。
加齢
お誕生日を迎えて27歳になりました。お誕生日おめでとう!ワーワーパチパチ^^
とめでたい年齢でもなくなってきており、日々加齢を節々で感じる年になりました。(もっと齢を重ねている方々からするとまだ健康診断にも怯えない二十代の小童が何を…と思われるでしょうが)
加齢と一言で言っても、色々な加齢の感じ方、加齢を感じる瞬間がありますね。
抜いた鼻毛が白い時、あのアニメやゲームが〇年前!?と驚く時、接骨院に通い始めた時、年下に○○の話題が通じずジェネレーションギャップを感じた時、精力が落ちてる時、胃もたれした時etc…
とまぁ大きく分類すると、「身体的に加齢を感じる時」と「精神的に加齢を感じる時」に分かれると思います。
そう思っていました。
最近、それらに加えて加齢を感じる契機がもう一種類増えて、それが「社会的な加齢」です。
現在の18歳前後を指す言葉として「Z世代」なる呼称が社会的に求められた結果生まれて使われており、自分はその範囲外であることとか、その世代が大学生となり、モリモリSNSで独自のコミュニティやトレンドを生み出していることとか、それが「キッズの文化」ではなくなっていること等から、社会的に自分が「若者」というレッテルの輪から、外れていってるんだなぁと感じる機会がこの一年しばしばありました。
実際、約10歳くらい下がしっかりインターネットでオタク的活動をしており、その人のブログを読んだりすると、しっかり面白くかつインターネット的で、だけども少し自分たちの知ってるインターネット的価値観とはズレを感じることがあり、自分はもう「2021年の若手オタクの感性」から遠ざかっているんだなぁとしんみりしたりしました。
逆に言うと、精神性がいつまでも20前後から進歩してないからこういう時しか加齢を感じれないんですよね。その契機が増えてきたのは自己認識を正しく持つ為に必要なことな気もします。
とりとめのない雑記ですが、節目の日にこんなことを感じたよとN年後に振り返ってほーんって顔をするためにここに放流しておきます。
以上です。
劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト 感想
自分の背景は以下です。
26歳男性。ゲームと漫画のオタク。
アニメは1年で2,3作品くらいたまに見るくらいの浅瀬。演劇は知らない。百合系コンテンツにも距離を置いてる。
先々週まで「少女☆歌劇レヴュースタァライト」というコンテンツの存在自体を知らないオタクだったのですが
「劇場版がなんか映像体験として凄いみたいな感じでTLで評判になってるから気になる!」→「ウテナ?とかピングドラム?とかの監督の弟子の人の作品らしくて人は選ぶらしいし、総集編のロンドロンドロンド見てみよう」→「ロンドロンドロンド見たけど思ったより面白かった(特に露崎まひると大場なな)からアニメ版見よ」まで履修して先日劇場版を見てきました。浅瀬です。
トータルとしては映像100点 音楽100点 制作者からキャラクターへの愛80点 メインテーマ80点 よくわかんないシーンで-20点 みたいな映画でした。
よくわかんない系のシーンが苦手! 百合コンテンツが苦手! 原作履修が面倒!の3点がなければオススメできる作品だと思います。自分は考察系作品や百合コンテンツには苦手意識あった方ですが見に行って良かったな~とはなってます。
以下、アニメ版も含めての劇場版ネタバレ感想です。色々順序だてて書こうとしましたが、情報量が多く難しかったので箇条書きしていきます。アウトプットしたい欲が強いので色々殴り書きました。
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2020年やったゲーム/買ったもの
年末なので今年を振り返るやつやります。
まずはやったことから。基本的にゲーム。
・オートチェス
2020年はオートチェス系ゲームをいろいろと触った。
ハマった理由は以下
1.金(リソース)の使い道が3-4種類用意されており、金をいつどう使うかの適切な選択を迫られるゲーム性がボードゲームっぽくて良かった
2.コマ毎のシナジー、理想構成があり、そこを目指して手作りしていく感じが麻雀やTCGの盤面構築っぽい「積み上げていく楽しさ」があって良かった
3.駒は卓の8人で共有しているので、「3人が現環境tier1の〇〇構成を狙ってるから、俺は避けて××構成を狙おう…さっきあの駒流れてきてたし…」という判断がハマって完璧な××構成ができた時の快感がドラフトのそれと共通しててよかった
dota2オートチェスから始め、TFT、アプリ版オートチェス、ハースストーンバトルグラウンドをプレイして、結局ハースストーンバトルグラウンドに一番ハマって300時間くらいやってる。バトルグラウンドは資金繰り要素はdota2チェス、TFTのような利子システムや連勝ボーナスもなくオートチェス系では一番シンプルなのだけれど、ヒーロー要素が組み込まれており、毎ゲーム提示されるヒーローにより最強の理想構成や資金の使い方が大きく変わるのが特色で、同じ「最強の〇〇構成」でもヒーローによってそこにたどり着くまでの過程や難易度が全然変わってくるのが楽しい。
もちろん悪い点もあり、最初に弱ヒーローしか提示されないと如何にして4位を狙うかみたいなせせこましいゲームになる、みたいなこともあるのだけれど、それ以上にヒーローがないオートチェス系の「誰が運よく〇〇をピックできて最強の〇〇構成を作れるかゲーム」にならないのがとても良い。あと単純に毎回ヒーローが変わると新鮮味があって連続でプレイしてても飽きない。
なので今年一番やったゲームはハースストーンバトルグラウンドでした。
来年は全国民がプレイしてHSBGとバンプオブチキンのコラボMVが5000憶再生される世界になってほしいです。
DCG系
・デュエプレ
小学生の頃はデュエマを輪ゴムで止めて遊んでいたので、おじ回顧したくて初めてボルメテウスをハンデスや除去しあうゲームを楽しんでたけど、SRの要求ダストが高すぎて新弾リリース時に追いつくのが厳しい+ブリザードとかGゼロのツヴァイランサーとかの「いやお前そんな奴じゃなかったやん」ってやつらが暴れてきておじ回顧欲求が満たせずやらなくなった。一年でグレートメカオーとか出るくらいまで進んでるし来年はクロスギアとかナイトとかやるんですかね。
・DQR
ちまちま続けてる。ちょもすによる影響が大きい。
毎拡張結構ガラっと新ヒーロー・新システムによってガラっと環境が変わる点と、ナーフとバフが大胆に行われるのが結構好き。
・LoR
リーグオブレジェンドのキャラや世界観で作られたDCG。
Mtgをベースにしてるであろう、インスタントタイミングでのスペルのやり取りやそれによるシビアに要求されるマナ管理・ケアが楽しくて、初めてDCGの大会に出るくらいにはハマった。
無課金でもかなりデッキが組めるくらいには毎週の報酬が豪華だったりした点も良いし、今までやったことあるDCGではかなりプレイの満足度が高かった。
けど、試合展開の再現性の高さや新拡張が出ても環境が大きく変わらない点から少しずつ「自分の使うデッキをいろいろ工夫しないと楽しめないゲーム」になってしまい、いつからか離れてしまった。
また神環境!みたいになったり大型拡張が来たら触りたいなぁとは思っている。
・マーダーミステリー
元大学の友人たちと、内輪で4-5人でできる無料シナリオを20本くらい遊んだ。
人狼やTRPGはそこまでハマれなかったけど、ロールプレイは薄味で謎解きがメインに楽しめるし、個人個人のミスプレイや経験値差がそこまでゲームに大きな影響を与えないので楽しい。
無料のものばっかやってたので、アラがあるシナリオも多かったけど、なんやかんや身内でワイワイ言いながらやってると楽しめた。
最終的には自作で一つシナリオも作ったりした。各キャラシートの作成に結構時間はかかったけど、自分がGMになって友人にやらせて右往左往する様を眺めるのはかなり幸福度高かったのでまた余力あるときにシナリオ作りたい。
8人以上でやる有料のシナリオもやりてぇなぁと思いながらでもそんなに人脈がないので胸の片隅に置きながら過ごしてる。
・配信
労働から帰宅後、配信を見る頻度がモリモリ上がっている。バトルグラウンドは戦闘中や駒のピックを終えた後の20-30秒くらい暇な時間があるのでその合間にぼーっと見れる配信ととても相性が良いのもある。
特に最近見るのはHSBGの配信と、ちょもすのライバルズ配信、モリゲームがお気に入り。全部おっさんがやってる配信なので温度感、コメントの馴れ馴れしさや温かい罵倒に古のインターネットを感じることができ、とても居心地が良い。
配信者がリスナーから過剰に持ち上げられてたり神聖視されてる配信、あとは「配信者のこのボケに対してリスナーはこういうイジり方をする」のが定型として定まってしまっているような配信はなんかキツくて無理。
それとMtgは配信ですらあまり見なくなってしまった。
2日くらい誰とも会話せず、猫も触ってないと精神に悪影響が出てくることは最近分かってきたので、おっさんの配信でコメント拾ってもらうこともコミュニケーション欲求を少し埋めれていたのもあった。来年は自分でもそこそこの頻度で配信やってコミュニケーション欲求を満たしていきたい。
買ったもの
タンスのゲン pcデスク 幅100 奥行50 高さ75 シェルフ付き 木目 アジャスター付 ワークデスク 在宅ワーク 簡易デスク ブラウン 33010... https://www.amazon.co.jp/dp/B08749LL9N/ref=cm_sw_r_tw_dp_X.W5FbS1TKK86?_x_encoding=UTF8&psc=1
今まではこたつと座椅子スタイルだったのだけれど、在宅勤務をこたつでやるのは不可能ということに気づき、デスクと椅子を購入。
右の棚にPC、PS4、switchを置くことができて、卓上にモニターを2個並べることができて割と理想の机だったし8000円とコスパも良し。組み立てが結構大変だったけど買ってよかった。
【Amazon限定ブランド】888M マランツプロ USBコンデンサーマイク PC/ゲーム用 在宅勤務 Mac/PC対応 USBアダプター&ケーブル、... https://www.amazon.co.jp/dp/B07WKM5ZCS/ref=cm_sw_r_tw_dp_gBX5FbXGZ2C5K?_x_encoding=UTF8&psc=1 @amazonJPより
今までカスみたいなマイクを買ってはノイズがヤバかったり音量がカスだったりしてきたのだけど、音響に強い友人に聞いてオススメされたコレはノイズもヤバくないし音量もカスじゃないのでよかった。
呪術廻戦 13 (ジャンプコミックスDIGITAL) 芥見下々 https://www.amazon.co.jp/dp/B08GFSZXNS/ref=cm_sw_r_tw_dp_YrX5FbWVFQK6J?_x_encoding=UTF8&psc=1
今年読み始めて一番面白かった漫画。1巻辺りはそうでもないけど、漫画としての情報量とか伏線がかなり自分好み。8巻辺りの、五条・夏油がどういった理由で強いかを描きながら、結果が分かり切ってる雑魚との戦闘はバッサリカットするのとか、昭和の漫画じゃ絶対できねぇよな~ってなる。
富樫の影響バリバリ受けてるのも良い。
アニメも無事人気出て知名度グングン上がっててうれしいね。
順平くんと東堂とメカ丸が好き。
ケノン 家庭用脱毛機
6、7万くらいした。
口上脱毛はもともと皮膚科に行ってやってたのだけれど、引っ越して通院できなくなったのと、実際に家庭用脱毛機を買ってやってる友人のおすすめもあり家庭用を購入。
良かった点
腕や足の毛は確実に薄くなった
好きな時にスマホポチポチいじりながら脱毛できる
悪い点
冬場は寒いせいで薄着で脱毛するのが辛くてやる頻度落ちがち
口回りはそんなに効果感じれていない
ちゃんと能動的にスケジュールに書き込んで定期的にやらないと効果薄い?(そういうの面倒な俺は皮膚科通院の方が自動でスケジューリングされて楽だったかもしれない)
効果はある程度感じれてるけど、習慣的に使う使い方が自分にあんまり合っていなかったこともありコスパを考えるとなーって感じ。
防音マット
去年12月くらいから住み始めた賃貸の壁がぺらっぺらで、隣室からの淫夢音声やバラエティ番組のセリフが聞き取れるレベルだったので購入。
8枚購入して間にかませるプレートとかも込みで10万くらいかかった。
相変わらず隣室から音は聞こえてくるけど、セリフの内容は聞き取れないレベルになったのと、隣室からの音で夜眠れねぇって事態はなくなったので後悔はない。けど100点満点満足!って感じでもない。こっちからの音がどうなってるかは不明だけど隣から壁ドンとかは来たことはない。けど隣室の住民も壁のペラさに慣れてるだけな気がする。
大体バトグラやりながら配信見てたら過ぎ去っていた一年でした。
年越すまでに今年やったエロRPG編も書きたい。